希望の家の主な特色

希望の家は歴史もあり、多くの取り組みを行っている施設です。その中でも主な特徴をお伝えします。

①少人数で家庭的な生活環境

希望の家は、葛飾区内8か所あるユニット・グループホームそれぞれが地域に散らばり、その全てが6名定員の小さな単位で生活している、【地域分散型・完全小規模型】のスタイルをとる全国でもめずらしい施設です。

 子ども達が暮らすお家は、普通の一軒家(やや大きめですが)と変わりありません。それに綺麗なお家で、幼児を除きほとんどが個室で生活しています。食事も職員が買い物をし、目の前で作るので、子どもたちも自然に食事作りのノウハウを学ぶことができます。

 できるだけ家庭に近い生活環境で過ごすことで、将来社会に出た後や、家庭をもつ時にできる限り家庭をイメージし、暮らしやすくなるようにと願っています。

②子どもの夢や将来を応援

 

希望の家の子どもたちの多くは、将来にさまざまな夢を持っています。

 夢に向かう子どもたちは、壮絶な過去を背負っているにも関わらず、乗り越えていくための驚くほどのエネルギーを発揮します。そのため、子ども達の夢を否定するということはしません。

 希望の家では、45年間も続いている「高齢児合宿研修」の取り組みを初めとして、さまざまな自立の為の支援を行っております。

 また、いろいろな企業などと連携し、職業体験の機会を提供しています。

 希望する子どもたちが進学できるように応援し、様々なサポートを提供し、多くの子どもたちが現在も大学や専門学校に通っています。

 

③子どもが楽しめる行事やイベントが多い

 希望の家は、8か所の地域に分散化をしているため、普段子どもたちは、駅も学校もそれぞれ別々の地域で生活をしています。

 ですが、キャンプ、クリスマス会、お正月(かるた大会)、など様々な行事を通して子ども達が顔を合わせ、みんなで同じ時間を共有できるような場面も大切だと考えています。そのため、他のグループホームの子どもたち同士、もしくは他のグループの職員とも積極的に交流し、行事を楽しみにしている子ども達が多くみられます。希望の家の仲間のつながりも多く感じられるように工夫しています。

 また地域の方々や、多くの企業さまからのご支援、それも何年にもわたって継続して支えてくださる方も多いため、おかげで子どもたちに様々な社会体験の機会を提供し続けることができています。

 


④活発なチーム支援

 希望の家では、ひとりの子どもに対して、さまざまな大人が関わることで、厚みのある支援を提供することを心掛けています。

 基本的には、ユニットやグループホームの職員との信頼関係を軸にしながらも、その他の様々な職種との交流の機会も積極的に用意できるように工夫しています。それにより、一部の価値観に偏らず、さまざまな意見や、複数の支援の選択肢を提供できるようになります。

 複数の職種同士で話し会う機会も多く、職員同士の交流が活発なことも特徴であると思います。

 さまざまな人と人とのふれあいが、子どもたちのこころを豊かに育んでいくことを強く実感しています。

⑤人を支え育てる人材育成の仕組み

子どもへの支援の質の向上と維持、を目標に、「人材育成委員会」を設置し、職員の育成に努めています。

 新任職員に対する施設内研修の仕組みに加えて、2年目、3年目、4年目~への研修の仕組みも整えております。

 また、困ったその時にすぐに相談できる「サポーターの仕組み」や、直接の先輩のみならず違うグループホームの職員とも交流したり相談できる場を用意するなど、子ども同様人との交流を通して成長する場を提供しています。

 ですので、若い方でも積極的に発言してくれる場面も多くあり、さまざまな場面で若い方が活躍してくれています。

⑥地域支援

 入所している子ども達への支援だけではなく、地域で暮らす子ども達への支えにもなれますようにとの願いも込めて、希望の家ではいくつかの地域支援を実施しています。

 ショートステイ・トワイライトステイ事業(葛飾区が窓口になります)、ホームスタート事業(家庭訪問型のボランティア派遣の仕組み)、おやこ音楽あそび(音楽療法士による0歳~2歳の親子向けの音楽プログラム)、里親支援事業(里親支援専門相談員によるサポート)などの事業を行い、地域の子育てを巡る環境に少しでも貢献していきたいと考えております。